ふつうがえらい (新潮文庫)

ふつうがえらい (新潮文庫)

むかーし買ったものだが、ときどき出しては読んでみる。佐野洋子さんはおもしろい。
ばあ様が食事中に読んでいたら、タイトルを見て、「ふつうが何か人によって違うからなんとも言えんじゃない」としごく真っ当な意見を述べていた。認知症だからってバカにすんなよ。近似記憶が激しく衰えてはおり、実はこのタイトルに関するコメントも、もう何度目かではあるのだが、一つ一つの会話はcoherentでtotally makes sense.
元の病院にまた戻ることになったのだが(最初からそういうプラン)、また環境が変わるのかと思うとその影響が心配である。まあ、私の場合、何においても心配事はつきないので、あまり考えないことにする。
ばあ様のこととは関係なく、ちょっと疲れている。