漢方のA先生に薬をもらってきた。泌尿器科でもらって飲んでいる抗生物質のことを伝えると、「外科の抗生物質の使い方はなってない」と呆れ果てる。だらだら少量を長い間出し過ぎだ、とお怒りなのである。最初の3日間は1日3回飲み、その後別の抗生物質を1日1回飲み続けているのだが、そんな飲み方では耐性菌が出来てしまうので、3日間くらいでガッとlarge dosageを飲んで一気に菌を殺し、すっぱりやめるのが良いのだと言う。服用期間は、長くても1週間にすべきなのに、外科における使い方はとにかくラフでいかん、とhe shakes his head. そういや、去年もそう言ってたのよね、先生。どっちのアプローチを信じればいいのやら。泌尿器科のY先生はというと、初めて行ったときに漢方のことを聞いたら、「否定はしない」と言いつつも、「あんなもの」と思ってるんじゃないかなという印象の反応であった。ふはは・・・。
ま、私としても、長々と抗生物質を飲みたくないというのはA先生に同意である。学生の頃、アメリカで「日本では考えられない量です」と日本の大学病院の皮膚科医師が驚くほどの抗生物質を毎日2年近くニキビ治療のために飲んでいたので、薬が効かなくなってさらに強い薬に、という状況も経験しているし、副作用の治療の面倒くささも知っている。
まあ、とにかくもうすぐまた尿検査に行く時期なので、とりあえずY先生にもう一度診てもらうつもりではある。薬に関してはA先生の言うことももっともなのだが、彼は症状が軽いからと尿検査をしようとしないのだ。いや、あたしは素人ですよ。だけどやっぱり検査して菌がないってことを確認してほしいと思ってしまうではないですか。そういう点では、Y先生はちゃんと顕微鏡に写ったサンプルをモニターで私にも見せてくれるし、説明はきちんとしている。
とりあえず、抗生物質で症状が良くなっていれば、繰り返さない体質に改善するためにも漢方はちゃんと続けて飲もうと思う。
個人的には、A先生もY先生も好みいい先生だと思うし、どっちのやり方もいい面悪い面があるんだろうと思えるのよね。