健康診断のための施設を訪れ、受付でまず年齢を聞かれた。「40です」と返答。広島市では、35、40、45歳・・・という年齢で骨密度の検査を安く受けさせてくれるので、それにeligibleということで申し込む。必要書類を提出し、「かけてお待ちください」と言われ、椅子に座るや否や、「Kayさん、ごめんなさーい」とすぐ呼ばれる。カウンターに行くと、「Kayさん、ご年齢は41歳では・・・。」
そうでした、あたくし、41歳でした。
はずかしーっ!いつもそうやってサバ読んでのか、と思われたろう。ということで、骨密度検査は今回は受けられなかった。バカだねー。
体重が思ったより多くなかったのでちと驚いた。まあ、朝食抜きの状態だけど。ベスト体重までがんばるべし。
バリウムを飲んでの胃の検査も無事すんだ。昔は、味も飲む量も大変だったらしいが、今の味と量だったら、私は特に気にならない。問診をするカウンターに、「検診のバリウムで腸閉塞で死亡」という記事が貼ってあった。こわいよー。水分がぶがぶ取って、さっさと出してしまわねば。

乳癌検診だけは午後だったので、お昼を食べに出かけた。施設は繁華街にあるわけではないので、食べるとこあるかなあと近くを歩いていたら、道の向こう側に小さなうどん屋発見。あんまりお腹も空いてないしちょうどいいや、と横断歩道を渡ろうとしたら、前に若い外国人男性が歩いていた。特に気にせず歩いていたのだが、道路を渡りきったら彼もうどん屋へ。慣れている様子だったので、常連なのかもしれない。続いて私も入店。カウンター席が一杯だったので、テーブルへ。彼も私の前のテーブルに一人座っている。家族でやっているようなお店であった。かき揚げうどんを頼んだら即効持ってきた。これはかきあげとは言うまい、というようなバラバラになったたまねぎの天ぷらが入ったうどんだった。正直、あんまりおいしくはなかったけど、まあ安いし、結構流行っている様子だった。
食べ終えて、まだ午後の検診まで時間があるので本を読んでいた。すると新たに客が数人入ってくる気配がした。テーブルをあけたほうがいいなと思い、本をカバンにしまっていたら、またぞろぞろと客が入ってきた。早く出てあげなきゃ、と思ってカバンを持って顔を上げたら、今入ってきた客、全員がその筋の人たちだった。肩で風切って歩く感じ、独特の髪型にスーツである。ボスらしき人のジャケットを子分が脱がせてやり、ボスは店員に「適当に座るわ」と言っている。子分はガタガタと空いている席に座り始める。外国人の若者のテーブルにもだ。私は支払いをするためにレジに歩いていく際、見るともなしに若者を見たら、雑誌を読んでいたらしい彼は隣に人が座って初めて顔をあげたらしく、"What the hell?"という表情をして辺りを見回していた。申し訳ないが、その様子がなんか可笑しかった。一番奥に座っていた彼は、席を立つときに「すみません」とか言って通してもらったのだろうか。無事を祈る。今頃、お国の家族や友達にメール打ちまくっているかもしれない。
しかし、I didn't expect to see these people at such a humble place. 私だって初めての経験である。やっぱり広島は、などとは思わないでいただきたい。It doesn't happen everyday that you share a table with them at a noodle shop.