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以前、松谷みよ子氏の「オバケちゃん」がなつかしいと書いた。もう処分してしまったかと思っていたら、倉庫の奥にあって狂喜乱舞。
なんといっても、子供の頃に胸躍らせたのは、オバケちゃんのママの作る虹色のジュースである。一口飲むごとに味が変わるというのだ。
クモの糸で編むマフラーも素敵。
他にも、「捨てたはずはないのに」と思っていた本がざくざく出てきた。
大好きだったぴっち。スイスのハンス・フィッシャー作・絵。
病床のぴっちの絵が愛おしいのよ。
「大どろぼうホッツェンプロッツ」を書いたプロイスラーの魔女もの、「小さい魔女」。
エステスの「ガラス山の魔女たち」もアーディゾーニ氏の挿絵。
魔女もの好きだった私のお気に入りだった「小さな魔法のほうき」。挿絵は日本人だったのね。好きな絵。
ファージョンの「銀のシギ」を読み始めた。石井桃子氏の翻訳がすばらしい。「こねこのぴっち」も石井氏の翻訳。彼女のおかげで、日本の子供は素敵な外国の本を楽しむことができる。
これらの本もずっと持っておきたい。