帰国。何かとおもしろかったソウルでの2週間であった。Pは超多忙だったので、ほとんど私は一人だった。パソコンは持っていかなかったが、スマートフォンをレンタルしてしまった。便利だわ。2週間で8千円くらいだった。物を書くのは入力しづらいので、ブログは書かず。メモくらいはしとけばよかったかな。

2週間、クラクションがビービー鳴っている環境にいたので、今、ものすごく静かな気がする。いやー、ソウルのクラクションすごいね。昼間も夜中もビービー鳴らし放題。軽くパンッと鳴らすだけではなく、怒ったようにビーーーーーーと鳴らし続けあっこするのとか、もうにぎやか。

車関係でおもしろかったのが、Chairmanという名の高級セダン。名前があまりに直球でおもしろいと思ったわけだが、日本にも日産プレジデントがあることを思い出した。日本は社長で韓国は会長か。

こういう大きくて高級そうなセダンは、窓を黒くしているのをよく見た。いかにも偉そうで怪しい。

ついでに交通関係の話題。日本で買ったガイドブックに、ソウルの歩道には自転車が走っていないので、安心して歩けると書いてあった。日頃、日本で自転車にひやりと怖い思いをしながら歩いているので、それは歩きやすそうだわと嬉しく思った。しかし、実際泊まっていたアパートメントホテルの周辺を歩くと、配達のおじちゃんやお兄ちゃんがぶっとばすオートバイが歩道を走っていたのであった。スピードをほとんど落とさないので怖い。

タクシーの話題。ソウルには一般のタクシーのほかに、international taxiというタクシーがある。運転手が、英語and/or日本語を話す。今回、空港バスで最寄のホテルまで行って、その後、泊まるアパートメントホテルまでタクシーで行くというちょっと面倒なことをしなければならなかった。バスを降りたところのホテルの人がタクシーを呼んでくれ、それがinternational taxiであった。運転手さんとは英語で話をしていたところ、出身地を聞かれたので日本だと答えた。すると彼は日本語を話し始めた。以前勤めていた会社が、日本の会社とプロジェクトをすることになり、そのときに日本語を勉強したそうだ。名刺をくれて、タクシーが必要なら自分をリクエストしてくれと言う。そういう営業ができるシステムらしい。名刺には彼の携帯番号も書いてあった。乗ったところから目的地までがアホみたいに近かったので、申し訳なかったと言うと、少し考えて、「近いもいいです」と笑顔。初乗り2400ウォン=168円。激安。おまけに運転手ナイス。international taxiについて検索すると、困った目にあった利用者もいるようではあるが、私はいい運転手さんでラッキーだった。せっかくもらった名刺だが、タクシーが必要なことはなかったので利用せず。普段は地下鉄が便利。プリペイドのT-moneyカードで片道1050ウォン=73円。さらに激安。T-moneyを使わず、シングルチケットだと1150ウォン。

この2週間、引越しのことを考えない日々を送り、今日の夕方アパートに戻ったとき、「あ。そういえば引越し。片付け。掃除。」と現実に引き戻され、また胃が痛くなった。

とりあえず、今日は寝る。