昨日の葬儀では、入り口でプログラムというか、式の内容と賛美歌の歌詞が書かれた紙が配られた。スウェーデン語とフィンランド語の両方で書かれている。牧師さんも両方の言葉で話していた。
教会の中で歌うべく選ばれていた賛美歌は私の知らないものだったので、一番のときは無言で聞くだけにし、二番からはフィンランド語で歌った。フィンランド語は書かれているままを読めばいいので、意味がわからずとも歌うことができた。Pはと言えば、隣でスウェーデン語で歌っていた。それぞれ皆さん、母国語で歌っているのである。二つの言語が公用語の国というのはこういうことがありうるのかと興味深かった。教会の合唱団の人かプロなのかわからないが、歌の上手な女性が二階席のオルガンの横で皆をリードすべく歌っていたが、彼女はフィンランド語だった。
墓地で最後に歌った賛美歌は私も知っているものだった。アメリカの高校のときに礼拝が毎朝あり、私は合唱団に入っていたので賛美歌はよく歌った。知っていたので1番から歌えた。P父〜、昔はもっと上手に歌えたんですけどね〜。もう全然歌わないからヨレヨレの声しか出なくてごめんなさい。