なぜか「行く前に仕上げなければ」と大急ぎで昨夜終わらせたロベルタバルバロのカーディガン。ボタンはまだ買ってない。

ラメ糸が使ってあるので、ちょっとジャリジャリした肌触りだが、まあ平気。羽織ってみると、暗めの色味にゴールドがきらっとしているということで、44歳の私にはミセス全開という顔映りであった。本の写真じゃ、もっと若々しい色を20代の娘(下手したら10代かもしれない)が着ているが、ずいぶん印象が変わるものだわ。この赤系でも、若い人が着れば、それなりに渋い感じで素敵なのではないかと思う。私だと、「いかにも」という結果であった。編んでる最中は、赤きれーい、ピンクもかわいー、オレンジもいいわー、とうれしがっていたのだが、出来上がって着てみると「あら、編んでたときとはちょっと印象が違うわっ」とがっかりしてしまった。私のまーるい感じの体型のせいもあると思う。
前身ごろを一枚編み終わった時点で、下の方の段数を間違えていることに気づき全部ほどいたり、肩をはいだと思ったら表側からやっていたり(それも両肩)、ほどいたら肩の引き返し編みまでほどけてまた編みなおしたりと、やたらと時間をかけてしまった。縄編みがずれてやってくるわ、右側はボタンホールを空けなきゃいけないわ、襟の減目もあるわ、左側は脇の減目があるわで、とても頭を使った作品であった。