目を数えては毎回結果が異なり、編んではほどき、いったい私は何をしているのだろう。そもそも、気温20度になるような日にメリノウールのセーターを編んでいるのが何か間違っている。
6号で編んでいるのだが、途中から棒針の1本が9号になっとるではないかっ、と驚き、ため息をつきながら10段ほどいた。6号針はどこかいな、と探したが見当たらない。はっ、もしかしてっ、と片付けた9号針をまた出してみたら6号針だった。
9号針?
いえ、6号です。

なんというベタなミス。しかし、言い訳をすると、針の先の太さが違っていたので勘違いしたのだ。

太い方はハマナカ、細い方はパピー。なんで同じメーカーの6号針をペアで使わんのだ、ということになるわけだが、ハマナカの片割れは編みかけのマフラーにささっており、パピーの片割れはこのセーターの前身ごろ部分にささっている状態で、こうなったのだ。
棒の部分に書いてある号数で確認すべきであった。

減目も間違えたことに気づいたので、またほどかねばならぬ。なんだろう、病み上がりだから?老化?