疲労
グッドニュースは、細菌検査の結果、菌がなかったということ。バッドニュースは、レントゲンに前の薬が残っている影が映っているので、さらにクリーニングが必要ということ。今日も1時間半、ぐりぐりやられた。歯も痛いが、ヘッドレストが硬いゆえ、頭がじーんと痛い。
今日は、途中で男の先生登場。I先生の先輩のようであった。この間の男の先生とは違うようだったがよくわからない。あの診療室にいる男の先生の特徴をあげると、「眼鏡にマスクに白衣」に大半の人が当てはまってしまう。この先生とI先生がやり取りしているのに耳を傾けていたのだが、何を言っているのか意味がよくわからなかった。「もうちょっと根管開けた方がいいかも」と男の先生。あと数値を12とか13とか、60とか70とか。よくわかったのは、I先生の一言。
「結構白いカスがつくんですよ」
そんなものが私の根管に。もう勘弁してよね。
男の先生が「ちょっと見せてくださいね」とぐりぐり始めたのだが、うん、上手である。そして、私の表情を見ながら、「痛い?ごめんなさい。ここが痛い?」と確認し、それによってどの程度奥まで入れるか測っているようであった。痛くないときに「痛い?」と聞かれ、思わず「uh-uh」と返事をしてしまった。ラバーダムも口にかかっていたし、これは口をまったく動かさずにできる返事なのだ。便利である。通じていたのだが、やっぱり次は「いいえ」と返事をしようとかまえていた。その後、本当に痛くて、「痛い?」「あい」というのを繰り返しいるうちに、「いいえ」と答えるのを忘れ、また痛くないときに「uh-uh」をやってしまった。次こそは、とかまえて、聞かれたときになぜかとっさに「大丈夫」と答えた私。なぜだ。なぜ、いいえが言えない。次こそは、と「だい・・・、いいえ」とついに言うことができた。こんなベーシックな単語がなかなか言えないのはなぜだ。
しかし、今日は、ぴきーっと痛いのが何度もあって疲れた。今もずきずきしている。
1時間半かかるというのは、I先生は一つ一つの作業に時間がかかるからである。今日は、穴の蓋を閉じるのに長い間かかった。前回、下の歯に当たらず良かったと思っていたのだが、クリアリテーナーをすると圧迫感があって脈動痛まで出た。その旨を伝えたからか、非常に慎重に蓋を作っている感じであった。できあがってもカチカチ上下に歯を動かすとやはり当たり、4回調整してもらった。まったくもって難しいわ。舌でなぞると、穴のところがへっこんでいる。当たらないようにへっこみ気味に蓋を作ったのか。これはこれで、本当に穴がふさがっているのかと不安になるわ。I先生を信じよう。
男の先生がI先生に「確実にきれいになってるか、確認のレントゲンを撮ってもらって。それか、顕微鏡でね」と言っていた。次回のレントゲンの結果によっては、顕微鏡を使ってぐりぐりということになるのかな。なかなか終わらんな〜。
本日、410円也。往復のバス代より安い。画像診断込みだよ、これ。