肥満の人の脂肪1キロを15ユーロで買う億万長者がフィンランドにいるらしい。
と書くとホラーのようだが、参加した肥満の人が落とした体重1キロにつき、15ユーロをネパールの子供の教育資金として寄付するというプロジェクトを始めた億万長者がニュースになっている(英語記事)。
肥満の人は単に痩せるだけではなく、自分が痩せることによって誰かの役に立っているという達成感も得られるし、すごい発想のプロジェクトだなあ。どのくらいの人数の参加者がいるのだろうか。おとなしめの人が多いフィンランド人が、こんな公の減量プログラムに堂々と参加するのかなと疑問。アメリカなら朗らかに「人のためにも自分のためにもなるなんて最高だぜ!」とか言いそうだが、アメリカでやったら億万長者が生活苦に陥りそうだな。