教会でのコンサートへ向かう女性陣の靴や歩き方をじっと観察したのだが、皆さん、普通のタウンブーツを履いている。靴の上から滑り止めを装着している人など皆無だ。そして早歩きである。なぜころばぬ。
日本から持ってきた5センチヒールのロングブーツの底が一番ぎざぎざしていてころばなさそうだったので、ヒールがあるというのに思い切って履いた。とはいえ、車から教会までなので大した距離ではないのだが、Pにしがみつきながらガシガシ歩いた。ガシガシするより、するするっと滑るように歩いた方がいいのか。そんな感じで歩いている女性も見た。でも彼女達はスケートが出来るのでは、と思うのだ。こっちの人は、凍った海の上にスケートリンクを作って滑ったりして、冬の日常生活の一部と化していると見た。スケートを上手に滑れるのであれば、普通の靴で少々滑ってもバランスの取り方を心得ているに違いない。あたし、スケートしたことない。この国で怪我をせずに過ごすには、色々修行が必要だわ。