フィンランド語講座レベル2、1週間目終了。いやー、今日も細かいルールを色々教えてもらった。もう頭の中ごちゃごちゃである。もうほんと、これだけのルールを意識せずに話しているフィンランド人はすごい。日本語も難しいとは思うが、フィンランド語の文法ほど細かくはない。断言。ただ、以前日本語を話すスウェーデンのEさんが言っていたが、日本語は漢字をたくさん覚えなきゃならないし、「新車」と「新しい車」など、一つのことに二通り(以上)の言い方があって大変だと感じる部分があるらしい。
日本語を習い始めたPであるが、アニメ命みたいなローティーンの少女達もいるクラスで、「ぞうさん」や「チューリップ」を歌っているらしい。完璧に意味がわかって歌っているわけではなく、とにかく言葉を声に出し、耳から覚えるんだと。当然、唄を歌っているばかりではなく、ロールプレイングなどもあるようで、先生のプリントを見たら、結構高度な日本語の会話であった。会議の資料をなくして困っている前田さんがいたり、「見つかりましたか。よかったですねえ」と喜んでくれる森さんがいたりと、設定は大人の世界である。
歌と言えば、フィンランド語の先生がこの間歌を教えてくれた。フィンランド人なら誰でも知っているらしい、幼馴染の女の子が今は美しく成長し、離れ離れになっていても一生忘れないよ、君は僕のベストフレンド、みたいな内容の歌である。一緒に歌うようにと言われ、まずは先生が一番を歌った。先生、音痴である。曲の途中でどんどん転調していく。メロディーがわからない。しかし、「さあ、一緒に!」と言われ、皆さん素直に歌い始めたので、一応私もぼそぼそと歌った。短調の物悲しい感じである。
うちに帰って、「メロディーがさっぱりわからなかったので、歌ってくれ」とPに頼んだ。すると、長調の優しい感じのメロディーであった。先生〜っ。
探したら、CDの試聴があった。クラスで歌った曲と同じとは思えない。