東京でしたこと。
到着日は夕方までホテルでごろごろ。外に出ればクリスマスのライトアップなどきれいだろうから、座ったままで町並みを見られるスカイバスのツアーなどどうかと提案し、みな同意。オープンエアのバスなので寒いかもと思ったが、40分という短時間のツアーで、皇居や銀座などささっと見られるので、疲れている初日には良いと思ったのだ。
しかし。18時の最終便に間に合うように丸の内のチケットカウンターに出かけると、最終便は貸切なのだと言う。必ず事前に電話で確認・予約すべし
仕方ないので、そこらのライトアップの写真を取りまくっている人混みをぬって丸ビルへ入る。ここでも誰か歌手が来る予定のようで、かなりの人がステージの周りで待っている。ほとんどの人が会社帰りのお姉さんという感じなわけで、そのいでたちもウールのコートにスカートというきちんとした格好の人が多い。それを観察したMちゃんは、自分が着ているピンクのウインドブレーカーを恥ずかしく思いはじめたらしい。これはこれで可愛いのだが、そりゃ、アウトドアの格好ではある。日本に来る前、フィンランドでコートを探したらしいのだが、背は高いのに痩せているので、大人用でも彼女の体にあうものが見つからず、デザインも子供らしくないので、いいのがあったら日本で買って欲しいと母親の希望もあったらしい。Pも、日本の方がサイズも種類も豊富だと、ショッピング嫌いなくせに、やれこれはどうだ、あれはどうだ、試着しろ、と非常に積極的でうるさかった。20代、30代の女性をターゲットにした店ばかりなわけだが、オーソドックスなスタイルの7号を着ると彼女にぴったりであった。飛行機で一睡もしておらず、疲労困憊のはずのMちゃんも、「さっきの店のコートをまた見てみる」とエスカレーターで移動したり、あれでもない、これは大人っぽすぎ、コレは色が暗すぎ、とえらい元気であった。当初は赤やピンクのコートがいいと言っていたのだが(数は少ないがたまにある)、結局決めたのはグレー。細身のシルエットでよく似合っていた。おまけにセールだったし。初日から良い買い物。
翌日は、Mちゃんのリクエストで上野動物園。パンダがいないのが残念である。それほど混んでもおらず、天気も良くて快適であった。やはり動物好きだけあって、喜んでいた。
その後、浅草へ。前日までは羽子板市をやっていたそうだ。見てみたかった。残念。おなかが空いたので、尾張屋(支店の方)で天ぷらそばと天丼。おいしかった。PもMちゃんもエビの天ぷらを至極気に入っていた。その後、外食するときは必ずMちゃんは天丼を食べられるところを所望するほどであった。
仲見世浅草寺を見て、六本木へ。高いビルに登るのであれば、東京タワーよりも六本木ヒルズの方がおもしろいのではと思ったのだ。東京タワーは外から見るのがきれいで良いと改めて思った。

Rooftopから撮影。out of focus. ちっ。右上にblimp。
 富士山も見えた。

夕方に行ったので、明るい風景と夜景の両方を見られて良かった。
しかし、クリスマス前だったからか、六本木ヒルズはすんごい人であった。rooftopに出るのも並びに並んだが、下に降りるエレベーターに乗るまでの列の長いこと長いこと。ここが最後尾なのかと思い、並んでいたおじさんに聞いてみると、「あ、最後尾はね、ここをずーーーっとずっとずーーーっと行ったところ。がんばって」と励まされる始末であった。しかし、スタッフはもう慣れたもので、並ばせ方も挨拶もすべて落ち着いてそつなくこなしていた。ま、いやよね、地上54階でパニックなんて。
翌日は、お昼の新幹線の前まで、品川アクアスタジアムで暇つぶし。バーチャルシアターの不思議の国のアリスは、客は我々3人しかいないという寂しさで、おまけに全然おもしろくなかった。水族館のアシカショーがなかなかおもしろかったので、気分も明るくなれて良かった。会場も満席で活気があったし。
で、その後品川駅でお弁当を買ってのぞみで広島へ向かった。