今回東京で泊まったホテルの話。
初日は、小学生の子供は添い寝ならばチャージしないというホテルサードニクス東京に泊まる。ここは数年前までホリデイインだったらしい。ちょっといいビジネスホテルという感じ。
ベッドは120センチということなのだが、電話で問い合わせた際、「6年生のお子様と添い寝ですとちょっとせまいかもしれませんが・・・」と申し訳なさそうなスタッフ。いや、120センチって大人二人でも大丈夫だ。大体、添い寝するのはPと私なわけで。実際、190センチのPと、一向に痩せない私が寝ても問題はなかった。
この苔色はいただけない。
バスタブも大きく快適。
こんな景色。
八重洲中央口からまっすぐ歩いて15分。天気が良かったし、荷物が少なかったので私は歩いた。充分歩ける距離。タクシーなら5分。バスもあるみたい。
料金は安いし、部屋には何の問題もなかったのだが、フロントの人に周辺のことについての質問をすると、やたらと時間がかかって仕方がなかった。二人がかりで親切に対応してくれようとするのではあるが、慣れていないのか、単にとろいのか、「ああ、聞くんではなかった」と思ってしまった。周辺の地図のコピーも用意していないというのにまず少なからず驚いたし。
あ、部屋に問題がないと言ったが、備品に問題があった。時計が壁に埋め込んであるデジタル式ではなく、普通のアナログ式目覚まし時計がベッドサイドに置いてあったのだが、これが午前1時に突然耳元で「ジジジジジ」とかすかな音をたて始めた。私はまだうとうとしていただけで寝入ってはいなかったので、まさかアラームがこれから鳴るのでは、と驚いて起き上がり、時計を持ってトイレに入った。しかし、電気をつけたトイレの中で私が見たものは、アラーム設定時間を指している時計ではなかった。異常な速さでぐるぐると回る長針と短針。一瞬、何がどうなっているのかわからなかった。時計はあっという間に4時を指し、どんどん5時に向かって進んでいる。ホラー映画か、と苦笑しながら電池を外して対処。朝起きてからまた電池を入れてみたが、同じくものすごいスピードでぐるぐる針は進んでいた。なかなか見られるものではない。おもしろかった。
朝食は、一階のロイヤルホストのビュッフェ。まあそれなり。一人1050円だったかな。別にここで食べなくてもいいんだが、他に行くのも面倒だったのでここで済ませた。 Mちゃんは、塩鮭が気に入ったようで、それだけ4切れくらい食べていた(一切れはスーパーで売っているサイズの半分くらいだけど)。

本当はここに2泊するつもりだったのだが、馬鹿な私がP達の到着日とは一日ずれて予約してしまったことに来る2週間前に気づき、空室のあるホテルを必死で探すはめに。日本の到着日はフィンランド出発日の翌日だということを忘れていた。何回フィンランドから帰国してんだよ、あたし。クリスマス前だからか知らんが、とにかく空室がどこもなく、やっと見つけたのだがグランドプリンス高輪。プリンスか〜というのが正直な気持ちではあったのだが、これがあーた、なかなか良かった。施設は古めではあったが、ドアマン(ウーマン)から、ベルからフロントから、とにかく皆さんalertで、「誰かヘルプの必要な人はいないか」と目を光らせて「いつでも役に立ちます」という姿勢なのである。サードニクスでのふわふわした対応の後だったので、さらにこの機敏さと効率の良さに感心した。朝食のビュッフェも種類も豊富でおいしかった。

品川駅まで無料シャトルもあって楽に移動できて新幹線に乗れたし、結局everything worked out just fine.