今日は気温が6度もあって、雪はすっかり融けて地面もまるみえである。(6度「も」などと言うようになってしまった。)
昨夜はツールツルに凍っていたところは、今日はぐじょぐじょであった。歩きにくいことに変わりは無い。
こういう泥だらけのぬれた地面というのは、犬には大変なのである。今、Mちゃんがララベル(仮名)を置いて乗馬のレッスンに行ったのだが、足は泥で茶色になっている。今年の冬は犬用の靴を買う、と宣言していたMちゃんであるが(そんなのあるのね)、この時期にドカ雪が降ってすぐ融けてしまったため、間に合わなかったらしい。動物に服やらなんやら着せるのってアホかと思っていたが、この国の場合は愛玩用ではなく、あくまで必需品だ。普段はレインコートも着せておなかの毛が汚れないようにもしているらしいが、今日は晴れていたのでいいかと着せなかったら、あなた、おなかも泥だらけである。だって毛の長い小型犬だし。地面を掃除しながら歩くモップみたいなもんだろう。とりあえず、Mちゃんがシャワーで一通り流してはくれたものの、そう簡単にきれいにはならない。シャンプーでごしごししないと無理だろう。床も毛にくっついた土が落ちて汚れるのだ。「後でちゃんと掃除するね」とMちゃんは言い、くーんくんくんと別れをおしむララベルを置いて出て行った。
いやあ、犬飼うのって大変、と猫しか飼ったことのない私は思うが、Mちゃんは小学生とは思えない責任感を持って世話をしている。あくまでララベルは「彼女の犬」なので、彼女が基本的にはすべての世話をすることになっており、それを実行している。どんなに眠くとも、朝晩の散歩には毎日行っている。感心。ずっと寝ていたい私には犬の飼育は無理だわ。