冬時間開始。今朝8時に目を覚ましたPは、時計は進めるのか、戻すのか、とまだ寝ている私に話しかける。この男は、私が寝ていようが寝ていまいが、「普通に」話しかけてくる。当初は本気でイラついて抗議していた私だが、最近は無視することにしている。だまっていると、「確か戻すんだな。今8時だけど、本当は7時だ。まだ眠い?」としつこくしゃべっている。私は無言で目を瞑っていたのだが、このように彼が何を言ったか全部覚えているくらい、目は覚めていた。
無言でいると、あきらめて台所へ行ったP。寝室のすぐ隣にあるので、朝食の用意をしている音が響く。どっちにしても寝坊はできんのかっ、と私も起きると、既にテーブルはセットされていた。

怒らなくて良かった。
今朝のメニューは、ペイストリー、vuoksen piirakka (3つ並んでいる小さいパイ。お米が入っていて塩辛い)、それにのせるエッグバター(ゆで卵とバターを混ぜたもの)、leipa:juusto (以前も書いたsqueaky cheese)、ヨーグルト、果物、フルーツジュース、ミルクティーであった。毎朝こうならいいなあ。