ミスターミニットで鍵のコピーを作った。世界中にあるのね。昔から、絵柄のついた鍵が欲しいと思っていたのだが、特にコピーを作る必要もなく、手に入れることはなかった。今回こそチャンス、と値段を聞いてみると、ただの金属が6ユーロで絵柄付きが9ユーロだと言う。うーん、まあいいや、じゃ、絵柄付きで、と赤のチェック柄のを選んだ。あとは豚柄、シンプソンズのキャラクター柄など、子供向きで趣味ではなかった。
おじさんはPの鍵を預かり、それを左手に持ち、チェック柄の鍵を右手で機械に差し込み、Pの鍵を単に目で見ながらガガガッと溝をつけていった。Pと私は思わず顔を見合わし、「そうやって作るんですか」と驚いた。1分とかからなかったと思う。出来上がった鍵をPの鍵と合わせて比較し、"Here you are"と渡してくれた。えっらく簡単そうに作ってくれたが、このおじさんの目が特別なんだろう。He makes it look easy to make a copyなんだと思う。うちに帰って早速使ってみたが、きちんと開いた。まあ、開かなきゃ困るんだが。