スナーク狩り (光文社文庫)

スナーク狩り (光文社文庫)

眠れないんで、本棚から引っ張り出して読んでみた。1997年に買ったらしいから、11年ぶりに読むことになる。まったく、全然、一切何も覚えていなかった。おかげで楽しめたよ。よくできたテレビドラマみたい。続きが気になって結局一気に最後まで読んだ。もう朝7時じゃないか。
宮部さんの作品は結構持っている・持っていたほうかもしれない。売ってしまったものもある。この本とか「火車」みたいな、彼女にしてはハードな内容のものは嫌いじゃない。逆に、妙にほんわかした表現を使ったようなのとか、boy next doorみたいなのが主人公のはあんまり好きじゃない。作品名は忘れたが、文中に「パソコン君」と書いてあるのを読んで、ササーッと読む気が失せたことがある。別にいいじゃん、と言われればそうなんだが、なんでだろう、こういう表現を聞くと虫唾が走る。
「今日のテレビ君はご機嫌斜めで映りが悪かったので、いつもいい音を出してくれるピアノちゃんを弾いて過ごした」
って、今作って書いてみたが、体が痒い。つーか、頭おかしいだろう、これは。
いい加減、少しは眠らないと本当に頭がおかしくなりそうなので、寝る。