詰まって全然流れなくなっていたお風呂の配管の修理が済んだ。下の階の天上を外して作業をするということで、配管工のおじさんはうちには様子を報告にしにきただけだった。「シリカが詰まってました」とのこと。石鹸などの成分がカチカチになるんだってさ。20数年分のカスが溜まって詰まったらしい。お風呂は使わなくても、一ヶ月に一度くらいは水をある程度流した方がいいとおじさん。頻度は少ないとはいえ、入浴するときには「明礬の花」を使っていたので、この影響を聞いてみたら、「うーん」と困った顔をし、「まあ、使うより使わない方が配管にはいいです」との返事。とはいえ、今日配管を代えたので、そう心配することもないとのこと。トイレの配管でも、ブルーレットとか結構詰まりの原因になるらしい。知らなかった。
下の階に住む大家さんには、迷惑をかけたので挨拶代わりの品を持っていった。大家さんは大家さんで、不便な思いをさせて迷惑をかけたと謝り、品物も「そんな、いいのに。返って悪い」と恐縮なさっていた。私も「いえいえ、こちらこそ下からの作業になってしまって」と恐縮し、二人でしばらく恐縮しあった。ああ、日本人。
さっき久々にお風呂に入った。やっぱりいいわね。栓を外すとダダーッと水が流れ始め、あっという間に空になった。当たり前のことが嬉しい。