日食になるころには天気はとてもよくなった。真っ暗になるのではなく、上の方がかけていく、という地味なものであったが、初めて自分の目で見たのでおもしろかった。裏庭のデッキで見ることが出来たので、溶接マスクをかぶって表に出ずにすんだ。Pはランチミーティングに向かう途中、溶接シールド片手にダウンタウンを歩きながら太陽を見ていたら、道行く人に笑われたと言っていた。あまり見る光景ではあるまい。
今は、晴れているのに遠くで雷がなっているで外に出てみたら、空の半分は晴天で、すぐ隣は大きな雨雲に覆われていた。



フィンランドの夏の雲は、なんだか低いところにあるような気がする。

と思っていたら、10分後には土砂降りの雨。

うちの上だけ降っているという感じで、海の方の空は真っ青である。

これが日本の夏であれば、「ありがたい夕立だ〜、これで少しは過ごしやすくなる」と思うところであるが、気温も23度で元々湿気も低いので、何の感慨もない。
雨雲がおもしろかったので、撮ってみた。左に向かって移動しているのがよくわかる。




ずっと上を向いていたので首が痛い。
お、また雨の勢いが増してきた。嵐っぽいのって、結構好き。