Pの友人夫婦へ買ったギフトは喜んでもらえた。赤ちゃんはスマイリーで可愛かった。早速熊をつかんで口に入れていた。
旦那さんは一週間に一日育児休暇を取っているそうだ。さすがフィンランドだと思ったが、彼らの周囲には夫がそこまでしている人はいないと言う。Pの知り合いには育児休暇を取る男性はいっぱいる、と言っていた。旦那さんが休みの日に、奥さんは仕事に行っているらしい。日本のほぼ5割の既婚女性は専業主婦だと言うと驚愕していた。働きたくても働けない女性、働きたくない女性と色々いるとは思うが、女性の9割が働いているフィンランドでは驚く数値だろう。
まだ赤ちゃんが小さいのにお邪魔して悪いな、と思ったのだが、全然かまわん、とお二人。食事もデザートも全部旦那さんが用意してくれていた。パスタも何もかも美味であった。
共通の知り合いが多いPとこの友人だが、話をしているうちに盛り上がって、今度あいつとあいつとあいつをうちに招待しようなどとPが言い出し、その奥さんや彼女を入れると8人という人数を招待することになった。「誰が準備するわけ」「You and I!」ケータリングサービスを頼んでくれ。「餃子って10人分は大変?」「大変」と即答。やめて、私はこっちでは自分で皮から作るんだから。
来年の話とはいえ、今から胃が痛い。別に私がすべての料理を任されているわけでは決してないし、Pは期待してもいないのだが、やっぱり色々気になるじゃんよ。ゲストタオルはとか、食器は、とか。人をentertainしなれていない私にとっては頭痛の種なのだが、こういうことが楽しくて仕方のないPはハイになっている。まかした、P。