Pがカスタムメイドの靴を買うというのでストックマンへ。特別なソックスを履き、機械の上に立って足の形を測定するというもの。初めて見た。

電気のついたものがぐるーんと360度回転して記録するらしい。写真ではわかりにくいが、ソックスは真っ黄色と真黄緑色の地に方眼紙のように線が引いてある。これが全身だったらスパイダーマンみたいだと思った。「子供が喜びそうだから、これもらっていいか」と馬鹿なことをPは聞き、断られていた。
一度測定すれば、後はウェブからでもオーダーできるらしい。自分の足にあうように作ってくれるわけだから、試し履きしなくてもいいってことか。まあ、痩せたり肥ったりすれば変化はあるだろうけど、便利なサービスだな。
女性用はないのかと聞いてみると、女性はヒールの高さによって足廻りのmeasurementsが全部変わり、全ての角度を測定するわけにもいかないから、やっていないらしい。残念。

もう一つPが欲しかったという、Wake-up lamp

朝起きる30分前から徐々に電気が明るくなり、太陽光で部屋が明るくなるように自然に目が覚めるというもの。アラームの音も鳥の鳴き声、蛙の鳴き声、波の音を選べる。目覚まし時計の音が不快という人に良いという宣伝文句もあるようだが、フィンランドじゃ秋冬は朝起きたら真っ暗なんで、そもそも太陽光で目が覚めるということはありえない。取り説には、光で自然に目が覚めると、元気いっぱい、気持ちよく起きることができる、とある。
で、早速使ってみたのだが、「まだ電気つかないかな」と夜中に目が覚めてみたり(新しいものが気になる性格)、朝方ふと目を開けたらぼやーっと電気がついていて「あ、あと30分しか寝られないっ」と思って急いで目を閉じたりしていたので、なんだかぐっすり眠れず、元気いっぱいに起き上がれなかったわ。慣れればいいんだろうけど。
目覚ましの音も小さい音から徐々に大きくなっていく。鳥の声がし始めたので「鳥に設定したんだ」と言うと、Pは「外で鳴いてるんじゃないの」とぼけた答えをしていた。さすがに音が大きくなると部屋の中だとわかるが。
蛙の鳴き声は、夜の雰囲気になる。なんでこんなの目覚ましとして入れたんだろう。夜の沼地って感じ。
今晩は電気を気にせず眠りたい。