昨日も一昨日も同じような気温だったのだが(最高約7度)、昨日は日が出ていなかったせいか、体感温度は低かった。ヘルシンキへまた出かけ、外を歩くと背中が寒い。一昨日とほとんど同じ格好をしているのに。コートは、春に持ってきてそのままこっちに置いていたライナーの取り外しができるものなのだが、そのライナーは日本にあるという間抜けな状態。広島で最高気温7度なんていうと、「今日は寒いわ!着込まなくては」と思うが、こっちにいると、家の中が22度くらいに保たれているからか、7度くらいでは外に出てもしばらくは特に寒いとは感じない。だが、昨日はやたらとぞぞぞっと背中が寒く感じ、暖かいショールが欲しくなった。
日本にはなんだかんだとマフラーやパシュミナなど、引き出し一個に入りきらないくらいあるのに、また買うのかっ、と思いつつも、「持ってない色合いならいいよね」と便利な言い訳を思いつき(こういうときの私の頭の回転は速い)、マフラー売り場へ。
顔が明るくなるように、顔周りには明るい色を持ってくるのがいいと常々思ってはいるのだが(40超えると特にそう思うようになった)、買ったのはこれ。

どこが明るい色だ。一見茶色っぽく見えるが、紫が入っている。好きなのよ、紫と緑の組み合わせ。この緑が、オレンジのサングラスとカバンに合う。同じ柄でオレンジに近いレンガ色のものもあったが、あんまりオレンジばっかりでカボチャのようだったので、落ち着いた色合いのこっちにした。まあ、季節柄、カボチャでもいいんだけどさ。(フィンランドでもハロウィーンのものが店においてある。ただし、控え目に。日本同様、アメリカからインポートした慣習らしい。)
マフラー一枚あるだけでずいぶん暖かくなる。帰りはぬくぬくであった。