恒例のストックマンのcrazy daysセール。どんなものがセールになっているのかカタログで見られる。
いつものごとく、どうせセール用に用意した品と残り物だけだろうと思うが、やっぱりちょっと行ってみたくなって出かけてきた。ふっ。
本当はヘルシンキのストックマンに行きたかったのだが、バス停に向かっている途中で私の乗るバスが去って行くのが見えた。くー。20分に1本しかないので、次まで待つのは寒いし(10度無い)、最寄りのストックマンに行くバスが先に来るに違いないと思い、それに乗るつもりで待った。狙い通り、5分くらい経ったところでそのバスが来てくれたので、乗り込む。市内のバスに乗るのは初めてである。確か1.8ユーロだったよなと思い、2ユーロコインを出す。一瞬運転手と私は見つめあう。あれ、このマは何、もしかして料金違った?とその1秒の間に思い巡らす。案の定、運転手が何か数字らしき言葉をフィンランド語で言う。条件反射で"I'm sorry?"と言ってしまうこの悲しい性格。"It's two twenty."と英語で返してくれる運転手様。んまー、値上がりしていたのね。いい加減、数字くらいは勉強すべきですね、あたくし。スウェーデン語だったらtvo。tjugoってわかったのにぃ、と怪しい言い訳をしてみる。言われても、聞き取れたかどうかが問題だ。
今日がセール初日だったせいか、やはり人が多い。おまけに午後学校が引けたくらいの時間に行ってしまったため、高校生などもたむろしている。午前中に行けばよかった。具体的に欲しいものがあり、ほとんどがPからリクエストされたものだったのだが、実際に商品を見るとしょぼかったり、彼のサイズがなかったり、と結局パンツしか買わなかった。つまらん。
私自身はスカートが欲しかったので見て回った。ほとんどが私には大きすぎるものだったり、趣味ではないものであった。一枚だけ試着してみようかという気になり、混んでいる試着室の前でがんばって並んでみた。何着持ち込むか申請し、店員にその数が書かれた札をもらうシステムになっている。万引き防止ですな。セキュリティみたいな制服を着た人も今日はわさわさ歩き回っていた。私は一着だったので、1と書いてある札をもらって、試着室へ。スカートは大きすぎ。ヒップハングなんだろうが、なんか体にあわない。あんなに待って試着したのに。
手袋もいいのがあればと思って見てみたが、いいのはなかった。特に悪いというわけでもないのだが、「これお得だわっ、欲しい!」という高揚感もなく、「別にこれじゃなくてもいいわ」というしらけ気分にしかならなかった。どうせならウキウキするセールに行きたい。
帰りはスーパーで豚肉購入。トンカツにしてやる。ああ、また食欲で購買欲が満たされなかった部分を補おうとしているっ。