Pの眼鏡新調に伴う視力検査のため、眼鏡店へついていった。彼が検査中は店にある眼鏡やサングラスを試しまくった。色の濃いプラスティックのフレームは、かけると誰でも同じ顔になる気がする。嫌いじゃないのだが、かけた自分の顔を見て、「見たことある、こういう人」とオリジナリティがない感じがする。そういうのをかけている人をよく見るが、やっぱり印象は同じである。
ハリウッドのセレブリティがかけているような、顔半分隠れるサングラスもかけてみた。とんぼ、または仮面ライダー。おもしろいが、これを日常でかける勇気はない。庶民なもので。
これでもかと言うくらい、いろんな眼鏡を試していても、どの店員さんも話しかけてこなかった。買う気が無いときは気楽でいい。
Pの検査終了後、この間選んだフレームで決定ということで発注。なんと出来上がりは4〜5週間かかると言う。P自身も驚いていた。スローライフだ。私が広島で行く店は1週間である。最近はその日に受け取れる店もあるようではないか。店員さんになんでそんなにかかるのかとPが聞くと、フィンランドには眼鏡を作るところがないので外国に送るのだと言う。どこの国に送るのかは聞き損ねた。聞いておけばよかったなあ。
その後、Pはランチミーティングへ。私は水着を買いに。そう、水着。Pの家の近くのプールは貸し水着が無いというので、買うことにしたのだ。まずはスポーツ用品店に行ってみた。あんまりセレクションはない(まあ、これはどの商品でもどこの店でもそうかもしれない。日本と比較すればだけどさ)。サイズも謎。いくつか試着してみたが、ピンとくるものがないのでやめた。疲労。試着までしたのに買わないと疲れるのよね。
さらにその後デパートのスポーツ用品売り場へ。こちらの方がまだ種類があった。しかしサイズが非常にconfusingである。メーカーによって同じサイズでも表記法が違うらしく、その表が置いてある。だが、よくわからん。タグを見ても、イギリス、アメリカ、フランス、ドイツなどなど、いろんな国におけるサイズが違う数字で書いてあり、余計に混乱する。えーい、手当たり次第試着してやる、とサイズがあいそうなものを数着手に取り、試着室へ。どれもちょっとだけ大きかったり小さかったり。同じサイズでも水着によっては体にあってなかったり。しかしここまで時間を費やしたので、今日買ってしまいたい。また服を着て試着室を出て、ラックから数着取り出す。ようやく「これならOKか」というものを見つけ、決定。アディダスの黒いシンプルな水着。45ユーロ也。すごく気に入っているわけではないのだが、もういいや、という気分であったのだ。こういう買い物の仕方がいかんのよね。
とういことで、せっかく水着も買ったので、また泳ぎに行こうと思う。すごいな、あたし。