Kaye2007-06-27

ショッピングといっても、クリネックスなんだが。"Neu"と書いてあった。やったわー、ついにフィンランド上陸、あんたを探してたのよ、と手に取り値段を確認すると、1.5ユーロ。高。でも買った。
Pに「Look what I got!」と箱を見せると、へえ、フィンランドでも売り出したのか、だがなんだ、フィンランド製ではない外国のティシューを買うなんて、と言う。そう、やたらこの男は、フィンランド製にこだわる。このこだわりは、彼特有のものではないらしく、野菜や果物にしてもフィンランド製じゃないと買わないという人がいると何かで読んだ。Pも「フィンランドのXXXが世界一うまい」とよく言う(それを聞く度にうっすら疲れる)。まあ、紙類はフィンランドの主要産業の一つだから、わざわざ外国製のものを買うというのが特にいやなのかもしれない。じゃ、フィンランドの紙の会社が箱入りティシューを作ってくれればいいんだが、なんか作りたくない・作れない理由でもあるのか。私にとっては、どこ製でもいいのよ、取り出しやすい箱に入ってれば。
「世界一うまい」で思い出したが、世界一かどうかはともかく、フィンランドのイチゴは確かにおいしい。味が濃い。「私、イチゴです」という主張が強い。ここ数日、スーパーや街角にもイチゴを売る屋台(というのか)が設置されて夏らしくなっている。イチゴのシーズンが始まったらしい。この間、Pのお母さんのところでご馳走になったイチゴは、甘くて味がしっかりしていて、こりゃーおいしいわと感心した。砂糖少々とクリームをかけて食べたのだが、おお、これはイチゴミルクではないか、とさらに嬉しくなったのであった。アメリカ高校時代、寮で「ミルクをかけて食べるとおいしいのだ」とやって見せ、へええ、となんか気持ち悪いものを見るような目で見られたことがあるが、別にあの食べ方は日本特有というわけではないのね。
去年は8月にフィンランドに来たので、もうイチゴのシーズンが終わりに近づいていて、スーパーで買ったものはグジュグジュになっているものや、中からにょろっと虫が出てきたものも混ざっていた。今年は新鮮なのを食べられて良かった。もっと食べたいが、そろそろ日本に帰らないとねー。