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ライラックは満開に。すると、蜂がぶんぶん飛んできた。怖い。1匹じゃないのだ。数匹嬉しげにぶんぶんしている。今日の暑さはそうでもないが（晴れてはいるが半袖だとちょっと涼しい感じ）、昨日まで「あっつー」と思う日々が続き、窓や裏庭へのドアを開けっ放しにしていることがあった。すると、入ってくるのだ、この蜂が。網戸がないのよ。Pにとっては蜂など大したことではないようで、私の騒ぎようがおもしろいらしい。夜になると、といっても日本の夕方くらいの明るさだが、でっかい蛾みたいなのもライラックの周りを飛び出す。サウナのあと涼もうと外へ出ても、「わっ」とか「ひぃっ」とか体をすくめて落ち着かない。ライラックの花が咲いている限り、ガーデンチェアを買っても私がそこでくつろぐことはまずありえない。この写真を撮るときも、後ろから「ぶーん」と音がしたので走って家の中に入った。いるってわかってるんだから、出なきゃいいんだけどさ。なんか、私が出るのを待っているような気もしはじめたわ。洗濯物はPに取り込んでもらおう。