Kaye2007-04-01

今朝午前7時、トイレに起きたPはついでに携帯メールをチェックし、「オーマイガーッ、会社が火事だと」と驚く。オーノーッと私も起きる。知らせてきた人に電話してみる、とダイヤルするP。「フオメンタ(おはよう)」とフィンランド語で話し始め、数秒後笑い始める。そこで私も今日が4月1日だと気づく。「エイプリルフール?」「やられた」
その火事メールは午前3時半くらいに来ていたらしい。飲んでいて思いついたイタズラらしい。きつい嘘だなー。工場があるからあり得ないことじゃないしね。ま、そんな明け方まで飲んで遊んでいたのに、携帯電話の呼び出し音を切らずに寝て、Pから連絡があったらちゃんとすぐに冗談だったことを説明できる(笑える)ようにしていたわけなので、底意地の悪さは感じられない。「朝7時に起こしてやったぞ、この」とPも笑っていた。
その後、娘のMちゃんにどういう嘘をつこうか、と考え始めたP。今日はKayの誕生日で、パーティを11時からするからプレゼントはちゃんと買ってあるだろうね、と携帯メールを送信。「ほんとに来たらどうすんの」「だからエイプリルフールなんじゃん」と言っていたら、本当に11時に玄関チャイムが鳴る。笑いながらPがドアを開けに行き、おー、なんとかかんとかとフィンランド語でなにやら話している。なんだろうと思ったら、Pが「イースターの魔女が来たからKayも見に来い」と玄関から叫ぶ。行ってみると、魔女の格好をしたMちゃんと女の子数人がネコヤナギにデコレーションをつけたものを手に笑いながら立っていた。ハロウィーンtrick or treatみたいな感じらしい。お菓子をあげれば、ネコヤナギをくれるらしい。おもしろい。あいにく、ちょっとしかチョコレートが残っていなかったのだが、かろうじて人数分あり、2本のネコヤナギをもらった。(画像は、そのうち1本をドアチャイムのボックスの上に置いたところ。作った人なりの工夫があってナイス。)お菓子をもらうだけのハロウィーンより楽しい感じね。
結局、Mちゃんはネコヤナギ配りに忙しいわけで、Pの嘘メールは読んでいないと思われる。いまさら読んでも嘘だってばれてるだろうな。来たのが11時だったのに、まだPも私もパジャマ姿だったから。