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Adjustment. 右下3番が捩れているということで、久々にリンガルボタンをつけてワイヤーにゴムをひっかけた。そして本当に久々にカラーゴム。といっても、リンガルボタンのキャップとして一つ、にっと笑って見える上下の左右端2本ずつの、計5個のみ。パープルにしてみた。唇の状態は以前よりましになったとはいえ、ときどき「あれ、痒いかな」と思うことがあり（ハミガキ使ってないのにさ）、口紅をつけたくないので、歯でカラーを。
ワイヤーの準備をしながら、院長先生が「あ、メールくれた？」と突然聞く。古い話だ。「はあ、先月、航空会社のストライキでフィンランドから帰れなくなったときに、キャンセルのメールを」と答えると、「もうものすごい数の変なメールがくるから、紛れてねえ」と言う。「母に連絡を取って、こちらに電話をするよう頼んだんですが、メールは読んだと、電話を取った方がおっしゃってたそうですよ」というと、「あ、そう？そうか、そんならよかった」と笑い、そして、「フィンランドって、あっちのフィンランド？」と左方向を指差しながら言う。いや、こっちの、とも言えまい。確かに日本で見る世界地図では、日本の左側にあるしね。アメリカで見る地図だと、右だが。どこの国も自国が真ん中になるよう世界地図を刷るのか。「ええ、北欧の」と答えつつ、変な会話だと思う。寒いんでしょう、そうですねえ、などと話す。
歯の方は、「順調」とのこと。矯正開始時に抜歯せず、途中でしたため、その分時間がかかってしまったが、2年数ヶ月経過した今、予定通りの状態らしい。形はほぼ整ってきたので、微調整をしていくと。大まかな形はこれでOKらしいが、「細かいところを調整していこうとすると、きりがないんでねえ。でもなるべく納得いくようにしますから」とのこと。大人でするとなかなかね。そして、やっぱりリテーナーになると、多少は歯が動いてしまうらしい。そうなっても大丈夫なくらいきちんと今のうちに並べておきたいらしい。頼むわ。
終わった後、いつもは見ない掲示板を見ていたら、今年の4月から料金が改正されていたことに気付いた。20年間変えてなかったらしいが、実態にそぐわなくなったので、変更したらしい。動的治療は、簡単な装置（リンガルアーチとか）のみをいじったときは4200円、より調整に時間のかかるマルチブラケットをいじったときは5250円（だったかな。5000円代だった）と2種類の料金を設定したらしい。でも私はいつもどおり4725円だよ、と思ったら、改正前にブラケットをつけて治療を開始した人は、旧料金でOKと書いてあった。なるほど。ありがたいわ。リテーナー装着後の観察料は、今までの2100円から、3150円に値上がりしていた。歯のクリーニングなども含む値段らしい。

ということで、私は本日4,725円。
Cumulative total: 653,892 yen