この間、Pの87年型セアトで買い物に行った帰り、彼は信号が黄色から赤に変わった直後にそのままスピードをあげて交差点を渡った。また馬鹿な運転を、と思いつつもだまっていたら、「あ。パトカーが後ろに」とP。そしてウィーンッとサイレンを短く鳴らされ、Pは車を寄せた。やれやれ。信号無視だから仕方あるまい、とPもあきらめている。女性警官が近づいてきて、免許証と車のregistrationを見せろなどと言っている(言葉はわからなくても予想はつく)。男性警官が、私が座っている助手席側から車の中をのぞいたりしている。酒気を測定するチューブに息を吹きかける(これはroutine。前、ライトをつけ忘れて走っていてパトカーに止まらされたときにも、同じことをさせられた。こっちでは、真昼でもライトを点灯しなければだめ)。当然のことながら、測定にもパスし、行っていい、と言われた。だが、Pがなにやら聞いている。なんで止めたのかを聞いているに違いない。しばらく話していたが、じゃあ、行っていいよ、という感じで、警官にさようなら。なんだったの、と聞くと、ときどきランダムに車を止めて、問題がないかチェックするんだ、と言っていた、と笑う。信号無視は見ていなかったらしい。「いやあ、信号見えなくって、赤だって気がつかなくて、すみませーん」と自分から言わなくて良かった。車がぼろいから止めてチェックしたのか、だったら憤るな、と言っていたが、まあ、そういうことはあるまい。。。あるかな。
どっちにしろ、黄信号は止まれ、だよ。