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10歳のMちゃんが、日本でも紐を編んでキーホルダーとか作るか、と聞いてきたので、リリアンのことかと思い、私が子供の頃はクラスメイトが作ってたよと答えた。私自身は作ったことがない。だが、話を聞いてみると、どうもリリアンとは違うのである。ビニールの紐を使って、手で編むらしい。リリアンの写真をネットで見つけて、これかと聞いてみたら、違う、今持ってくる、とバックパックから編みかけのものを取り出してきた。
ビニールのチューブ状の紐を編んでいくのだが、ビニールだからしっかり硬いものが出来上がる。おもしろそうである。ビニールの紐もセットで売っているとか。携帯ストラップや色々小物が作れそうである。Pは、it's Japaneseだと言うし、確かに日本の子供が遊んでいそうなものだが、聞いたことはない（っつっても、小学生の間で何が流行ってるかなんて知らないんだが）。
ネットで調べてみると、これは今、ヨーロッパでブレーク中のScoubidou（スクービードゥ）という遊びらしい。男の子もしているとか。日本語で検索したが、ヨーロッパ在住の日本人の子供が夢中になっている、という情報しかなかった。日本でも流行りそうだと思うが。違う名前で流行ってるのかもしれないけど。
このサイトのドイツ語のホームページを見ると、Kumihimoの紹介があった。よく見ると、組紐のサイトまで作ってある。ミサンガを作る人たちがいるらしいが、そういう類の手作りの趣味なのかな。外国で組紐を作ってる人がいるとは知らなかった。
なんにしろ、ビデオゲームよりも頭に良さそうな遊びだ。