フィンランドで発症した、唇のピリピリした痒みが実はまだある。もう口紅をつける気になるくらい大丈夫なのだが、たまに朝起きたときなど、上唇がむずむずし、少し赤くなっていることがある。
漢方のA先生のところへ薬の追加をもらいにいった。カルテをめくりながら、「あら!なんで僕、抗アレルギー剤を出してないんだろう?!」と頭を抱える。「いやー、僕ももうだめだな。抗アレルギー剤で対応すれば良かったのに、漢方ばっかりに気を取られて」と悩み続ける。もうだめだなんて、先生。まだ40代でしょうに。
そこで、ジルテック(Zyrtec)という薬を処方してもらった。花粉症にも出す薬らしい。most widely prescribed allergy medicineと薬のサイトに書いてあった。へえ。とにかく、今ある症状がすっかりよくなるまで続けてみようということに。よくなればやめればいいから、とのこと。抗ヒスタミン剤だが、眠くなりにくく、口の渇きも少ないらしい。「20人に1人くらいは、眠くなります」とのこと。昼間飲んでみたが、全然眠くない。今、口の渇きがあるような気がするが、これは単に夕食時に辛いものを食べ過ぎたからのような気がする。これまでの抗ヒスタミン剤は、飲み始めて2週間くらい経って初めて効果が出る、というゆっくりしたものだったらしいが、これは比較的早く効き始めるらしい。また近々フィンランドに行くので、再発してはかなわん。

Pにジルテックをもらった、とメールしたら、彼も飲んでいたことがあるが、効かなかったので、点鼻薬と点眼薬をもらっているらしい。手強いのか、フィンランドのアレルギーは。