昨日は朝方雷を伴う雨。でもすぐに止んで日も出てきたので、午後ダウンタウンへ行ってきた。それが外はなんだかやたらsmoky. 景色がうっすら白いのだ。ロシアの森林火災の影響か、と思ったが、すぐそこで何かを燃やしているような臭いなので、ヘルシンキのどこかで火事でもあったのかと思いつつ歩いていた。かすかにどこかのビルから火災報知機のようなベルの音がずっと聞こえていたし、まさかロシアの火事でここまでヘルシンキがモクモクすることもないだろう、と思っていた。だが、帰りのバスからの景色もずっと霧がかかったように白い。遠くの海の方まで白い。
すると、夜のニュースで、やっぱりロシアの森林火災の影響だと流していた。その煙のせいで火災報知機がgo offするくらいだったそうな。すごいではないか。隣の国の火事で火災報知機がなるって。すごい感度だ。違うか。
この煙のせいで、心臓病や喘息持ちの人は大変な思いをしているらしい。だろうなあ。"This is a weird summer."とPも言う。8月下旬にこんな気温が高いなんてありえないらしい(昼間は23度くらい)。この時期、夜に毛布をかけずにシーツだけ、なんてしたことないと言う。木々も枯れまくってるしね。
今朝は曇っていたし、昨夜雨が軽く降ったようで、起きてみたら気温は18度だった。朝ごはんを食べにきたMちゃんは、Tシャツ姿ではあったが、長袖ニットの上着をちゃんと着ていた(すでに先週から新学期は始まっている)。Pもフリースのジャケットを着て出勤。これから秋になるんだなあ。いいなあ。こっちの紅葉を見てみたい。でもぐずぐずしていると、あっと言う間に紅葉して落葉して冬になりそうだ。家の中が暖かいから、外がマイナス20度でも快適で楽しかったけどね、フィンランドの冬。ずっと住んでいるとその暗さに落ち込むこともあるのかもしれないが。ひきこもりはフィンランドの国技だ、とPは言ってたし。