Brake guy

Linnanma:kiという遊園地へ行ってきた。目はかゆいし、腕もかゆいし、正直言って全然気乗りしていなかったのだが、案外楽しかった。フィンランドで一番古い遊園地らしい。乗り物もPが子供の頃に乗ったままのものもあるという。それは別の意味で怖い乗り物では、と思ったが、別に事故もなく動いているようである。
ジェットコースターがまた古い。一番古いパーツは1964年っつったかな。exact yearを忘れたが、1960年代だった。エンジンがあるわけではなく、ワイヤーで引っ張って、あとはフリーフォール。結構怖い。一緒に行ったMちゃんとその友達のNちゃんが後ろに座っていたのだが、その絶叫がすさまじく、思わず大丈夫かいな、と振り向いたくらいであった。で、おもしろいのが、ブレーキをかける係員が一番後ろに一緒に乗るのである。写真で赤いトップを着ているお兄さんがそれ。この人がブレーキをかけてくれれば、落ち方もそれほど激しくなくなるわけだが、ここはやっぱりかけないほうがおもしろいわけで、十分怖い思いをさせてもらいました。歴々のブレーキガイ達の写真が乗り場に飾ってあったわ。Pいわく、「Let's hope our guy isn't drunk」やめてよ。「After all, this is Finland.」よしてよ。
夜6時からのチケット「Ilta Hupi」(evening fun)で、閉園の9時まで遊んだ。怖い乗り物に乗りたい子供たちは、モノレールや観覧車に乗ることを強制するPに不満である。実は私も子供たち寄りの意見だったのだが、こういうとき、大人はstick togetherしないと、Pの言うことを聞かなくなるという危険があるかな、と思って彼女たちの前では無言でいた。閉園間近に乗りたい乗り物に乗り損ね、子供たちに聞こえないように「悪いけど、モノレールと観覧車は乗らなくてもよかった」とささやいてしまいましたが。モノレールに乗れば、遊園地の全体を見渡せるし、観覧車に乗れば、ヘルシンキが見渡せると思ったし、観覧車は新しいやつだったし、blah, blah, blahとなんか言ってたような気がする。
Ghost trainというお化け屋敷みたいな暗いところを走る乗り物に乗ったとき、腕を掴んできたのはP。骸骨とか、ドラキュラとか、子供だましのお化けがそこらじゅうにあるだけの結構笑えるrideだったのだが。弱点発見。

後でMちゃんに「お父さん、怖がってたよ」と言うと、「I'm not surprised」との返事。素敵。