オハジキで久々に遊んだ。前来たときに、Pの娘のMちゃんがたくさんビー玉を持っていて並べて遊んでいたので、日本のオハジキを今回お土産にあげてみた(なんて安上がりな)。これが結構ヒットで、この間、夕食後に一緒にやろう、ということになった。まずはフィンランドのルールで遊ぶ。P、Mちゃん、私が輪になって床にすわり、それぞれ違う色のオハジキを10個ずつ持ち、並べる。真ん中にまた別の色のオハジキをひとつターゲットとして置いて、それめがけてオハジキをはじく。当てたらはじいたオハジキとターゲットをもらう。その他、相手のオハジキに当ててもOK。これが結構おもしろいのである。なんでこんな単純なことが、と思うのだが、40近くになっても楽しい。負けず嫌いのPなど、本気になっている。「勝ったら、ひとつだけ何を頼んでもいいってことにしよう」と言う。で、そのゲームはPが惨敗し、私が勝ったので、アイスクリームのフルーツ添えを用意せよ、と指示を出したのであった。素直に従っていた。
昨日は、夕食後のお茶を一緒に、とPがMちゃんをうちに呼んでいたのだが、仕事が終わらなかったらしく、7時を過ぎてもまだオフィスにいるという(7時でも十分残業なんだってば、フィンランドでは)。ならば待っている間、オハジキで遊ぼうか、ということになり、今度は日本のルール適用。取りたいオハジキの間の空間を小指で切ってからはじくやつ。当然、手の小さいMちゃんの方が有利である。3回戦やって、彼女が2回勝った。彼女、私と二人きりのときは、よく英語でしゃべるのよね。Pがいると、スウェーデン語が多いんだが。昨夜は、Pが帰ってきてからも、Pにも英語でしゃべっていた。どういう思考回路になってんだろうね、マルチリンガルの子供って。
あとでPが、「ときどきMに勝たせてやってくれ。Mの友達でとにかく負けるのが嫌いな子がいて、負けるとあとあと面倒なんで、Mはその子を勝たせてやることが多いみたいなんだ」と言う。ああ、いるよなあ、そういう面倒くさいガキ。「わざとこっちが負けなくても、Mちゃん勝ってたよ」と言うと、「Good. See, I'm competitive myselfだから、勝ちたくなるんだよな」 その面倒くさいガキはおまえか。