関わると気分が悪くなることの方が多いので距離を置いていた人がいる。悪い人ではない。むしろいい人なんだと思う。簡単に言えば価値観と人生観が違う、ということで、どちらが正しいとか正しくないとかいう話ではないのだとは思う。だが、その違いを相手が理解しているとは思えず、わーっとその意見を押し付けられる気分になることが多いので、息苦しくなる。人の話全然聞かないし。
先日会う機会があり、「ま、いいか」強化キャンペーンの一環として、久しぶりに会ってみた。そして、なぜ距離を置こうと思ったのかを改めて思い出した。「ま、いいか」ですべてを聞き流そう、元々価値観の違う人、住む世界の違う人、と自分に言い聞かせてはみても、気分もやもや。「やっぱり疲れる」ということを再認識しただけでもよかったのだ、と考えるように努力しているところ。
私は人の言葉を110%がっしり受け取るという傾向を直さなければいけない。ドッジボールでボールをドッジするように、ひらりとかわす技術を身につけないと、いつまでも気分が悪くて自分が損なだけ。
ああ、しかし子供の頃はドッジボールなんて大嫌いだったな。球技全般嫌いだったけど。ボールが当たればすごく痛いし、かといって、逃げ続けるのも面倒で、さっさと当ててもらって外に出て、早くチャイムが鳴らないかなあと願っていた。一体こんなゲームの何がおもしろいのだ、と楽しそうなクラスメートを観察していた。で、ボールに注意していないから、取り損ねたりして、罵倒されんのよね。