口蓋の傷は治った。アフタゾロンは効く。鏡の前で大口を開け、手鏡を口に入れて傷の位置を確かめながら、綿棒につけた薬を患部に塗る・・・つもりが、手鏡に塗ったりするuncoordinatedなあたしに内視鏡手術は絶対無理だな。
で、多少rawな感じが残るものの、これならホールディングアーチをつけてもらっても大丈夫だと安心して矯正歯科へ。今日は院長先生で、「ええーっとね、ちょっと見せて」と言うので口を開けると、口蓋は全然チェックせず、奥歯を見始めた。噛んでー、開けてー、を繰り返し、しばらく無言の先生。「あのねえ、ナンスはもうやめる。」思いがけない展開。「違うタイプのリンガルアーチにするね」と言い、タンタンに「印象とったげてー」と指示。ナンスのパッドの部分がこれまでトラブルになっていたので、あれをもう着けなくていいとなるとかなり楽になる。まあ、次の装置がどんなのかわからないけど。
もうほとんど隙間も閉じてきているし、ナンスを使う意味もなくなってきているとかで、今度は横方向の調整をするという。なんかすごい装置か。質問したかったのだが、型をとるために口に拷問用具みたいなのを入れた状態で話を聞いていたため、頷くしかできなかった。
タンタンが、「リンガルアーチはどれですか」と先生に聞いたときの答えが、「タルタル」に聞こえた。今、検索してみたが、そんなものはなく、おそらく「パラタル」を私が聞き間違えたんだと思う。パラタルだったとしても、具体的にそれが何かは私には不明。パラタルバーで検索すると、一番最初につけていた装置に似ていて、左右奥歯に針金が渡っているやつ。あれ、あそこに長い食べ物が引っかかるのよね
新しい装置をつけるのは、次回の調整のときでいいと言う。ということは、3週間は口蓋が自由なわけである。解放感。つけていても、今回みたいな傷がなくて痛くなければ、つけていることに慣れてしまって特に何も感じないのだが、外してみればやっぱり楽だな、と思う。
来月で矯正3年目に入るのね。がんばろ。