Tippaleia

5月1日のメーデー(ヴァップというらしい)に食べるお菓子、tippaleipa. 小麦粉を揚げて粉砂糖をかけたもの。味はドーナツっぽいが、ぱりぱり、カリカリの食感。溶けた砂糖でコーティングすれば、カリントウにこういうのがあるような気がした。懐かしい感じの味。写真のは太めのニョロニョロだが、今回フィンランドに来て初めて食べたときのは、もっと細かいピースがまとめてあるものだった。カプッとかぶりつくのは無理。くずして少しずつ食べた。そういう意味でもこの太めの方が食べやすくて好き。レモン味のsimaとかいうドリンクと一緒に食べるのが伝統的らしい。これも冷蔵庫に入ってはいるのだが、まだ飲んでいない。5月1日にならないと飲ませてもらえないのだろうか。お菓子だけは今食べてもいいのか。でも、1日にはあたしここにいないんだが。
2月のスポーツデーに食べるlaskiaispullaといい、限定もののお菓子というのがあるのね、こっちは。まあ、日本でもこどもの日に柏餅とかお彼岸におはぎとかっていうのはあるんだろうけど、子供の頃からそういうことを気にして生活していないので、「今日はXXの日だからこのお菓子がデザート」と言われると、ちょっとうれしいというか、特別な感じがして楽しいわね。