今回はまだバスに乗って出かけるということをしていないのだが、前回乗ってほほーと感心したことがある。乳母車を押しているお父さんが後ろの扉から乗ってきた。前の扉には階段がついているので後ろからしか乗れないよな、と思いつつも、料金は乗るときに払うのにどうするんだろう、となんとなく見ていた。でもお父さんは運転席の方に行く素振りも見せず、運転手も何も言わない。しばらくしてお父さんは停車ボタンを押して、そのまま後ろの扉から降りていってしまった。連れの人が前から乗って、お父さんの分も払ったのかな、いや、誰も乗ってこなかったぞ、と不思議に思っていた。あとでバス会社のサイトを見たら、0歳から6歳までの子供を乳母車に乗せて押している大人は無料だとあった(one pram per adult)。それは親切。だが、こちらの乳母車って、冬場は寒いもんだから防寒のために上が閉まるようになっていて、赤ちゃんは全然見えない(赤ちゃんがlie downできるような乳母車ね)。それって、空の乳母車を押して歩いていても誰も気づかないってこともありえるような。そんなせこいことをする人はいないか。たかだか片道15分の道を二つの市をまたぐからという理由で、料金が倍になって往復1000円も払わねばならないことに驚いた私は、ちょっと考えてしまいましたが。日本の感覚では、距離が遠くなるにつれて徐々に運賃が上がる、というのがフェアな気がするが、ここじゃ違うのよね。ま、本気で考えたんじゃないけど。しかし、6歳で乳母車ってどうなの。