美容院には行かずにパスポートの写真を撮ってもらいにカメラ店に行ってきた。6年前と違って、デジタルカメラで撮るのね。撮る場所も、確か以前はお店の片隅だったと思うのだが、今回は別の「撮影室」に通してくれ、ちゃんとレフ板なんぞも椅子の前に置いてあり、本格的だった。おまけに3枚撮って、「どれがいいですか」と選ばせてくれるではないか。と言っても、同じ写真を3枚焼き増ししたのかというような、まったく違いのないものだったし、内心「どれもいやです」と答えたかったのだが、仕方なく「じゃ、一枚目ので」とお願いした。
なんつーかね、あたしゃ、年とったよ。口元が以前と違うというのは、歯の関係もあるだろうが、それよりも肌がたるんでる感じ。年相応っていやそうなんだろうけどさ。撮ってくれたお姉さんが、「こういう感じになりますがよろしいですか」とパソコンのモニターにドアップの私の顔を映して見せてくれた。まじまじ見たくもないので、「はい、結構です」と言い、目をそらす。デジカメはこれだから嫌いなのだ。どどーん、と大きな写真に詳細までしっかり写ってるわけである。この間も、Pが私の顔を撮ろうとするのを必死で拒んで、結局、顔の半分は隠して目だけ写させた。あまりに騒いで拒んだので"You are really getting on my nerve."と言われたが、最後まで抵抗したのであった。(後日、Pはその写真を1600x2000ピクセルのまま送信してきて、私にさらに叱られたのであった。)
写真撮影後、旅券なんとかセンターに行き、そこで書類を書き込んで出そうと思ったら、昨日取った戸籍謄本を忘れているではないかっ。ちっ、二度手間になるな、と思いつつも仕方ないので家で記入しようと書類は持って帰った。あーあ、せっかく行ったのに。まあ、散歩がてら家から歩いてもいい距離なんだが。明日行こ。