Kaye2005-07-31

上の左右3番(犬歯)は、順調に後ろに下がってきている。要するに、抜歯した4番の隙間が、2番と3番の間に徐々に移動し、笑うと見えるところがすきっ歯状態になってきているということだ。長年の歯軋りで平たくなってしまっているのでわかりづらいが、画像は左側の犬歯と2番の間の隙間である。まだ3ミリ強くらいなのだが、たかが3ミリといえど、これが歯と歯の間にあると結構その奥には暗闇が広がる。前回の調整で舌側にもパワーチェインを追加したので、今回は動きが早い気がする。
下の歯の2番と3番の間にも少し隙間があるのがわかるが、これは前回の調整で出来てしまった。奥歯を前に出すために追加したパワーチェインのせいで、反作用で引っ張られているのだろう、前歯が下がっている証拠。下の前歯はこれ以上下がっちゃだめなのよーっ。前歯を動かさず、奥歯だけ前へもってくるためにインプラントにすることも考えようかね、とこの間先生が提案したわけだし。
抜歯前は、歯の重なりがとれて歯並びが揃った時点で、野菜スチーマーが開くように上下とも歯がtippedになった。上はシェーの状態で、下も逆シェー。で、今はというと、下の歯は以前より真っ直ぐに起き上がっているが、上はそのままシェー。したがって、上下の前歯をわざと合わせようとすると、下顎を思いっきり前に出さないと合わない。かなり受け口になる。上のシェー度が激しい証拠。普段上下の前歯を合わせることなどないが、物を噛み切るのは難しい。合わないんだもん。とりあえずの楽しみは、このシェー前歯を下げること。横顔もずいぶん変わるに違いない。その段階に到達するには、まず3番をしっかり奥へ移動させなければならない。がんばってくれ、歯。こういう場合は、「マイ・ファイト」なのか、歯にがんばってくれというのだから、「ゼア・ファイト」なのか。