眠る前にサムサラをシュッと一吹きしている。これで着ているのがキャラクターもののパジャマだったりすると投石ものだが、幸いそういう趣味はない。とはいえ、サテンのnightgownを着る趣味もない。ああいうつるつるした素材では眠れないのだ。サテンのシーツの上に横になっていると、そのままスルスルとベッドから落ちてしまいそうな感覚に襲われる。眠るときはあくまでコットン素材。タンクトップにpajama bottomsが多い。
で、おなかの辺りにシュッと一拭きして、ときどきふわっと香ってくる白檀にうーん、良いわ、と嬉しがっていたのだが、今朝ちょっと失敗してしまった。いつもどおり着替える前に熱いミルクティーを入れ、お腹の上にマグを乗せる格好でぼーっと座り、いざ飲もうとするとマグがサムサラの香り。これはもう匂いではなく臭い。口にするものとミックスしてはいかん。うー、くさい。この間行ったおいしいイタリア料理店で、もんのすごい香水くさいお姉さんが入ってきて"You are wearing waaay too much perfume."と思わず口に出してしまったのだが(相手に通じる言葉で言う勇気があれば、神経衰弱ぎりぎりにはならぬ)、まるでそのときの気分だ。食事に行く際は、この種の香りはほーんのちょっとだけつけるように注意せねば、歩く公害になりかねん。