Rambling thoughts.

ペットを自分の子供のように扱う感覚が私には理解できない。ペットはペットだ。もちろん大切だが、ペットだ。「うちの子」と呼んでみたり、「ママ早くご飯ってねだるのよ」などと言う人を結構な数見かけるが、よくわからない。I don't anthropomorphize animals, no matter how much I love them. なに、「ママ」って。

ペットにえさを「あげる」と言う人たちだから、仕方ないのか。動物にはえさは「やる」んだと思っていたが。

アメリカの友人宅でのことを思い出す。飼い猫2匹がゲスト用のソファの上に丸くなっていた。She shooed them off the couch and said "God, you are only cats." 笑った。可愛がっていないわけでは決してない。彼女に飼われて猫はさぞかし幸せだろうという生活をしている。She just draws a lineなのだ。けじめをつけることができる飼い主。もしかして、稀か。

I LOVE cats, I adore them, they are my favorite favorite animal. But I never share a spoon with them. ヨーグルト好きの猫が住む家に泊まったことがある。ペキペキッとプラスティックのふたを開ける時点で、家のどこにいようと猫がすっ飛んでくる。すんごい聴力。乳製品はあまり猫にはよくないのだが、少しならやってもよいと言われ、スプーンでひとすくい取ったものをお皿に入れた。なめ終わると私のそばにきて、さらにねだる。だが、私は自分のスプーンから直接食べさせるなどということは絶対にしない。拒否。だが、その飼い主は平気なようだった。自分のスプーンを猫になめさせ、普通の顔してまたヨーグルトを食べ続ける。Disgusting.

「あげる」と「やる」の話だが、どちらを使うのか迷ったら「さしあげる」と言い換えてみて、おかしかったら「やる」だと聞いたことがある。私が中学生の頃だったか、両親が「最近は、花に水をあげる、なんていうのだな」と不思議がっていて、そのときに「やる」との違いを意識した。

料理番組でよく耳にする「にんじんに火を通してあげる」、手芸の先生が言う「針に糸を通してあげる」などの表現は、単に「にんじんに火を通す」「針に糸を通す」で十分だろうて。物に対して敬語使っても「丁寧な言葉遣いの人」ではあるまい。

そういえば、「せえの」という掛け声は、品のよくない言葉だと子供の頃教えられ、使わないようにして今まで生きてきたのだが、テレビでもどこでもよく聞く。もう一般用語なのか。なぜ品がよくないのかまでは知らないのだが。子供の頃に教えられたものっつーのは、頭に残るものだなと思う。

ま、英語では品の無い言葉を使ってしまう私だが。But only sparingly. I think. ああ、でも日本語でもバカとか言うしな。ま、所詮その程度の品性。