この間一般歯科で読んだ矯正に関する雑誌に、水野真紀ちゃんのインタビューが載っていた。彼女は子供の頃に矯正をしたらしい。確か彼女のお母さん自身も若い頃、まだ矯正などとても珍しかった時代に矯正をしたと書いてあった。すばらしい。真紀ちゃんはもともと顔立ちが整った人だとは思うが、あの清潔感のある口元は矯正をして正しい歯並びにしたからという理由もあるのかと感心。
矯正歯科医でもない親が、「特に気になる見た目ではないから」と勝手に子供の歯並びに診断をくださず、ちゃんと専門家に診てもらうというのが大切だと思う。あたし自身、去年矯正をすることを決めたと親に伝えたときにそう言われ、正直言って非常に神経に障りましたから。姉の歯並びは、親も「要矯正」と思うほどだったらしく(要矯正は性格もだろ)、中学のときに矯正をしていたが、「あんたのは大丈夫と思った」ということである。特に、母親は当初私のdecisionをsupportしておらず、さらに私の神経を逆なでした。するなと明確に反対していたわけではなく(そりゃ私の歯だし私のお金だし、none of her business)、初めてブラケットを見たときは可愛いなどとコメントしていたが、私が歯並びを気にしすぎていると言うのである。笑って見える上の前歯の状態しか知らない人に、気にしすぎと言われてもね。クロスバイトで強く噛みすぎて歯が痛いとか、口が開かなくなったことがあるとか、そういうことを知りもせずに気にしすぎと言われても、はなはだ不快なだけである。
私の症状は、正中線変位をともなう叢生、上下顎前突で、そのため咀嚼障害、顎関節障害、発音障害を生じているとのことである。矯正治療は、見た目の治療ではないのである。症状を治したら、見た目もよくなったというすばらしいおまけがついてくる。がんばろ。
精密検査で発音テストをしないところもあるらしいね。あたしはビデオカメラの前で原稿読んだ。一度もまちがえずに読んだので、ふふん、と思っていたが、それが検査の目的じゃないしね。ふっ。