Mint green ligs

調整日。今日の衛生士は前回に引き続きプー。前回何の問題もなかったので、今日もリラックスして臨む。
ここしばらく、歯の着色が気になっていた。犯人は蕁麻疹の漢方であることはわかっている。カレーみたいな色なのだ。飲んだ後口をゆすいだり、最近では歯を磨くようにしていたのだが、やはり歯が全体に黄色っぽくなっていて、プーにも指摘された。ゴム、結紮線、ワイヤー、ナンスホールディングアーチ(NHA)を外した後、かなり丁寧に時間をかけて研磨してくれ、研磨で傷ついた歯の表面を埋めるというハイドロキシアパタイトの練り歯磨きでさらに磨いてくれた。使い続けると、表面がつるつるになって着色しにくくなるという。以前流行った「芸能人は歯が命」のアパガードもこの系統の練り歯磨きで、出している会社も同じところらしい。だが、歯医者で使うのはやはり成分が多く入っており、値段も2200円とお高い。サンプルをもらったのでしばらく使ってみて様子を見ることとする(製品名:アパガード・リナメル)。
NHAを外したとき、意外な感触に驚く。ぺたっとしたピンクの部分が当たっていたところに舌が触れると、うひゃひゃひゃと声を出して笑うくらいくすぐったいのだ。 大体私はticklishであるが、うがいをするときもつい舌が当たって、思わず笑いながらぐじゅぐじゅした。なんだかおもしろくて、先生を待っている間も、舌で触っては一人ふふふふと笑ってしまった。

今日は、副院長先生が担当。院長先生は、奥の部屋で子供の患者の保護者らしき人と話していた。アーチワイヤーの調節を先生がしている際、抜歯後の隙間について質問してみた。「3番を後ろへ動かすということは、一時的に今4番のところにある隙間が3番にくるということですよね?」その通りだという。やっぱりね。「気になります?」と聞くので、「今より見えるところに隙間が来るわけだから、まったく気にならないと言えば嘘になりますが・・・」と答えた(うまくなったものよ、語尾を曖昧にする返答の仕方)。先生の説明によると、3番の犬歯は大きくてしっかりした歯なので単独で動かし、その後、残りの前歯全体を後ろへ送るというのが通常のプロセスらしい。一度に3番も含めた前歯全部を後ろへ送ろうとすると、より強い力をかけなくてはならないので、奥歯が前に移動してしまう可能性があるからというのが理由とのこと。なるほどねえ。ま、「見えるところがすきっ歯」な状態になるのは、まだまだまだまだ先の話だ。
正中線が左に多少ずれているが、これは治るのか聞いてみた。左右の奥歯の位置がずれていることによる正中線のずれであれば、もっと他の歯が動いた後に調整していくことになるという。奥歯の位置が正常であれば、そのまま放置というケースもあるらしい。先生は奥歯を確認してくれ、「ちょっと右側が前にある感じですねえ」と言う。そう気に病んでいるわけではないのだが、真ん中に持ってこられるものなら持っていってもらいたい。他の歯がもっと動いてからということならば、これもまだまだまだまだ先の話だ。

アーチワイヤーが整ったところで、プーに結紮してもらう。カラーゴムは薄い黄緑をお願いした。もっとネオンっぽい黄緑もあったのだが、以前ネオンピンクが結構激しい色で驚いたので、薄い方を選んだ。つけてもらった後鏡で見ると、ミントグリーンである。写真で見るとほとんどわからないほど薄い。私が「薄いほうの黄緑を」とお願いしたゴムは、どうみてもミントグリーンではなくしっかり黄緑だったので、プーが間違えたような気がする。Doesn't matter. Love mint green anyway. やさしい色で、結構気に入っている。
今日はまだ前回ほどパワーチェインの痛みが出ていない。あと数時間で痛みだすかな。
本日、4725円也。
Cumulative total: 372,110円

夜:
心配しなくても、十分痛くなった。今回も、"Unchain my teeeth, (unchain my teeeth)♪"と歌う。メロディーはここの11番。いろんな歌手が歌っているが、やっぱりRay Charlesのが一番。