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抜歯後の消毒に行ってきた。予約は必要なく、いつでも来てくれと言われていたので、午後３時くらいに行った。結構な患者数でかなり待たされた。
やっとcubicleに案内されてしばらくすると、昨日と同じ衛生士のKさんが笑顔で現れ、痛みは大丈夫でしたか、と聞く。問題なかったです、と実はうっすら嘘なのだが答える。確かに痛みは大したことなかった。だが、朝食後の歯磨きのとき、ワンタフト（細いブラシ）を使って抜歯後の傷に当たらないように小さくブラシを動かしていた際、手が滑って上の抜歯跡に思いっきり直撃させていたのだった。傷つけてしまったかなと思ったが、出血もなかったのでこのことはだまっていた。傷跡をチェックしたKさんは、「きれいに治ってきてますね」と言ったので、内心「セーフ」と思ったわよ。
抜歯をして、上の５番が初期のう蝕になっているのがわかったのだが、Kさんはそこにフッ素を塗ってくれた。削る必要は無いらしい。
いつまで待っても院長先生が現れなかったのだが、「すみません、院長が手が離せなくて、私が代わりに」と女の先生が出てきた。傷口もうまく治ってきているということで、消毒をしてくれて終わり。
Kさんが「歯はどうされました？」と聞くので、「袋に入れたまま眺めてます」と答えると、ソニプラやロフトで歯をいれるケースを見たと言う。「えー、それはチェックしなきゃ」「可愛いんですよ。なにかなと思ったら、抜いた歯をとっとくものだって書いてありました」そこで私は気づく。「でもそれ乳歯をとっておくものですよね」抜けた/抜いた永久歯を自宅で大切に取っておく人は多くはあるまい。
帰りにロフトに寄ってみたら、あったよ、"tooth saver"（画像）。でも歯の形っていうのが芸がないなあ、と思って買わなかった。２１０円だったかな。
英語で検索したら、歯グッズが色々あったよ。
でもこの"tooth saver rings"を指にはめて子供は嬉しいのか。１個＄１３．９５って高くないか。

こんなプラスティックのケースなら、日本だったら化粧品の詰め替えケースで可愛いのがありそうだ。探そう。
抜歯する前に、広島大学の学内ベンチャーがやっている、抜いた健康な歯を取っておいて、将来も使えるようにしておくというのをまったく考えなかったわけではないが、抜く４本のうち２本は治療歯だし、お金は単に抜くよりも当然かかるし（１本合計４．２万らしい）、まだ移植例が多くあるわけでもなく、実はめんどくさ、と思う気持ちが強くてしなかった。このサイトの一番最初の質問の「Q, ４０年間冷凍保存した歯は大丈夫ですか？」に対する答えが、「A, 特殊な冷凍装置による凍結を行っているので問題ないと思います。」ってのが不安をそそるな。４．２万もかけるんなら、思います、じゃ困るだろう。
消毒費用は１４０円也。
Cumulative total: 358,830円