頼んでいた「ジャズハノン」が先週届いたので、少し弾いてみた。クラシカル用のハノンよりは確かにコードがジャズだしおもしろい。が、結局指の練習を目的にしたものには変わりない。練習するのが楽しみでしょうがないものではない。Well, for me at least.でもなあ、あたしってマジメだしぃ、どうもリズムとコードで遊ぶっていうジャズに必要な解放されたところに欠けるのよね。クラシックを楽譜どおりに弾くと安心するところが無きにしも非ず。子供の頃通ってたヤマハ音楽教室のグループレッスンで、声楽が専門の担任の先生がエレクトーンで「スイカ売り」を弾いてくれて、なんというかっこよさだとあこがれたもんだが、あこがれるだけで、実際に弾いていたのはずっとクラシックばかりだし。彼女は、クラシックからジャズまで演奏できたのだなあ。昔から、友達に「なんか弾いて」と言われて、暗譜で弾けるのはクラシックの長い曲しか無いので「こんなまじめのじゃしらけるよなあ」と思い、いやいやまた今度ねえ、とごまかすことが多かった。そんなときは、みんなが知っているような曲をセンスのいいジャズっぽいアレンジで弾けたらいいなあとずーっと思ってたんだがね。思うだけで行動に移していない多くの事柄のひとつだわ。こうやって気づいたら80歳とかになってるのかもしれん。
ジャズハノン~ジャズピアノの基礎知識とその練習~