大学生のときに買い、読まずにずっとほったらかしにしていた本を購入後14年にしてやっと読んだ。"An Inconvenient woman" by Dominick Dunne(写真は1999年のバージョン) .
An Inconvenient Woman
The trashiest novel I've ever read, and I couldn't put it down. Murder, power, money, passion: it has it all. 億万長者の夫、社交界で有名な聡明で美しい妻、夫の愛人(元ウェイトレス)など、nighttime soapとしてテレビでやるにはぴったりだな、と思っていたら、やっぱりテレビ映画になっていた。Starring Jason Robards(億万長者) and Rebecca De Mornay(愛人). 何を考えてこんな本を買ったのかわからないし、これだけ頭を使わずに読み続けられる本をなぜ長い間ほったらかしにしていたのかがわからない。いやー、設定はリッチだが内容は安くて、あーおもしろかった。

読み終えた後、もっとちゃんとした本を読まねばと反省し、Balzacの"Cousin Bette"(English translation)を手にとってみたが、1章読まぬうちに寝てしまった。これ、Jessica Lang主演で映画になっていて(従妹ベット)、Jessicaが出ている割には出来が悪く、原作に失礼だとどこかの批評に書いてあったので、それなら読んでみるかと購入してみたのだった。買ったのは2年前くらいだったか。またこれも10年後くらいに読み終えるのかもしれない。

昔、「今年は400冊以上の本を読んだ」という女がいて、すごいなというより、「What KIND of books」と反応してしまったことがある。小説だといっていたが、ハーレクインも一応小説と呼ぼうと思えば呼べるし。It's not the quantity, but the quality.これはすべてにおいて言えることだな、すべてにおいて。