Jimmy Choo evening sandals

いつも通り、朝食用にりんごを切り、いざ食べようと思ったら痛くて噛めなかった。調整したばかりだったことを忘れていた。細かく切れば大丈夫なので、サラダに入れるときのようにスライスする。パンも耳の部分がつらい。ミルクティーにちょっと浸してみたりする。でも毎度のことながら、このイジイジする痛さこそ矯正、という感じがして、不便ではあるがそれほど嫌ではない。

昨日、矯正歯科の帰りにデパートに寄り、ジャケットを買った(つましく生きるって先月宣言したばかりなのに)。財布を出すときに、矯正歯科で買った歯ブラシがバッグからのぞいているのを店員が見て、「あ、それ矯正用のですよね。私もやってたんですよー」ときれいな歯並びを見せて笑って言った。「歯が動いていくのを見るって楽しいですよね」と、なかなか前向きに矯正をされていたようである。買ったジャケットは大人のピンクという感じのスモーキーなトーンで、赤紫のカラーゴムにも良く似合う。別にそれが理由で買ったわけではないが。一緒に行った、横浜から来ている叔母は、「そのカラーゴムっていうの、よしてよー」と否定的なのであるが、この楽しさはあなたには理解できまい、と、「たった今、調整してきてこういうゴムつけてもらったんですよー」と、店員相手に自慢げにニカっと笑ってみせる私であった。