1ヶ月経過

先週撮ったクロスバイトの写真。ゴムをつけた初日の写真に比べると、ゴムの傾斜が垂直に近くなったような気がするが、撮影アングルの問題だろうか。下の歯の傾きを見る限りではあまり変わってないようだけど、上の歯が前より真っ直ぐになってきているのかもしれない。すこーしずつ変わるのね。1ヶ月で劇的に変わったりしちゃ、それこそ激痛だろう。

激痛といえば、Dustin Hoffman's character in "Marathon Man"(「マラソンマン」)ほど歯医者にトラウマを持つ男はいないのでは。Laurence Olivier、泣きそうに恐い。さすが名優。歯医者が恐い人は、この映画のダスティンより自分はマシだ、と診療台で言い聞かせたらどうだろう。いや、映画見たら余計歯医者嫌いになるかな。映画公開時、あのシーンが近づくと、観客が会場から出て、終わるとまた戻って続きを見たらしい。やっぱり、歯の痛みが恐いっていうのは、univeralなのよね。I can think of a few people I want to do that to. Oops, I just revealed my darker side, didn't I?

ちなみに、DVDだとメイキングやリハーサルシーンなど特典が充実していてナイス。ホフマンがオリビエのことを思い出して語るシーンには感動。名優が名優を語るって、なんかもうすごい贅沢なものを見せてもらってる感じ。レンタルDVDにも入れてくれててありがたい。これって、特典ディスクが別についてるからすごくたくさんの特典映像を見せてもらえるのかと期待して6000円も出して買った「トラフィック」より、よっぽど満足感得られたよ。

夜:
ブラケットを飲み込んでしまった。I swallowed a bracket!! I know I am just saying exactly the same thing in two languages, but I'm a bit upset right now I have to repeat myself.中華丼を食べていたら、ガリっと音がして「あら?」と思ったのだが、ブラケットが取れたことも気づかなかったし、口内に硬いものがあるともわからず、I kept eating.中華丼に硬いものなんて入ってなかったし、まさか取れてるとは思わなかったのよ。食後、歯を磨こうと思ったら、下の一番奥の歯のブラケットが無いっ。It was GONE!ワイヤーがさみしく出っぱなしの状態になっている。NO!と声に出し、where is the bracket, where did it go, did I swallow the damn thing, no way, no, no, no!とパニックになった。即、ネットで調べるが、日本語の矯正歯科等のサイトではブラケットが取れたときのことしか書いてなく、飲み込んだ経験談も数件しかない。皆さん「そのまま出た」ということで大丈夫なようだが、奥歯のブラケットにはフックもついているし、小腸とか傷つけたらどうしよーっと怖くなった。とりあえず、矯正サイトの掲示板に投稿して情報を請い、今度は英語で検索。Orthodontic emergenciesとして_たくさん_ヒットする。どこのサイトを見ても、飲み込む分は心配ない、と書いてある。ただ、吸い込んでしまって肺に入っている場合は危険なので、咳き込むような場合は即救急へ行け、とのこと。なるほどね、ととりあえず安心。それでも取れたブラケットをまたつけてもらう必要もあるし、緊急の場合の連絡先を留守電で教えてくれるかな、と思って矯正歯科に電話をしてみた。すると「もしもし?」と院長先生の声!!You are still there, doc! Thank you, bless you, bless you!!と言いたいが、言っても切られるだけだろうから、「あの、えっと、もしもし?」と動揺しつつ状況説明。留守電を聞こうと思っていただけだったのに、いきなり先生に出られて日本語モードにスイッチしにくかったのよ。結局、明日からお盆休みだが、副院長が夕方には出てくるので、そのときにつけなおしてくださることになった。飲み込んだのは大丈夫らしい。「えっと、多分そのまま出ますよ。あはは」ということだった。診療時間外の電話にも出てくださり、休診日にも診てくださるなんて、もう恐縮しっぱなしですんごい変な日本語を話していたような気がする。I need to learn to be composedだわ。英語のサイトにも、飲み込むということはpatientにとってはvery upsettingだが、まず落ち着くように、と書いてあるところが多かった。まさに。あー、心臓どきどきした。つーか、なんかまた眩暈がし出した。うー、not again.今、ぐらーんと部屋がゆれたぞ。興奮したから、ということにしよう。